この週末、拙宅の近所、JR中野駅の近くで「中野まつり」があった。

 中野区は、北京市の西城区と「姉妹都市」的な友好関係にある。
 この中野まつりにも、北京から、

「北京市 西城区 金融街街道社区 芸術交流訪日団」

総勢43がやってきて、民族音楽や舞踊、京劇などを披露した(無料)。

 中野サンプラザ前の特設ステージの横で、団員の人たちが、準備をしていた。
 「楽屋」はない。露天の、ふつうの場所である。
 私が中国語で話しかけると、むこうも気さくに応じてくれた。私が、
「私の妻は中国人で、実家は西城区の○○街にあるんですよ」
 と言うと、相手の中国人のオバさんは、非常に驚いていた。
 彼女たちの家の、すぐ近所だったからである。
 日本の町はとてもきれいで「文明(ウェンミン)」だ、というのが、彼女の印象であった。

 中野区と北京市西城区の意外な近さを実感した一日であった。

 あと、中野まつりで印象的だったのは、鳴り物にあわせた「琉球舞踊」の行列をするグループが多かったこと。
 中野区や杉並区には、沖縄出身の住民が、意外に多いようだ。

中野区のHPの「中野まつり」のページ
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/015/d00400017.html

今年の「中野まつり」で行われた「京劇」の内容
http://www.geocities.jp/cato1963/KGevent2007.html