NHKラジオ「レベルアップ中国語」

http://www.geocities.jp/cato1963/nhk-radio-level-up-chinese-kato.html

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2015年12月11日(金)放送の「第50課」の内容が、中国のネットやメディアで話題になっています。


  きっかけは、「アジアのイヨタ」さん
(ツイッター https://twitter.com/iyotahiroto )
による、中国語でのネット投稿です。

「アジアのイヨタ」さん(以下、イヨタさん)は、中国版ツイッターとも呼ばれる中国のSNS「微博」(weibo ウェイボー)では、
【@日本哥玩微博】
という名前で6万人からフォローされている有名人です。

 さる12月11日、NHKラジオ第2で「レベルアップ中国語」第50課が放送された日に、【@日本哥玩微博】ことイヨタさんは、微博に投稿しました。


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日本のNHKが中国の方言を教え始めたぜ!!! 50課の「東北方言を喋ってみよう」→→→「あんれま、東北人のおもてなしはガチ熱心とみな言うけんど、本当じゃね。ブチ感動したっす。みなさんのことデー好きだす。」もし、あなたの身近にいる中国語を学ぶ日本人がこんな東北方言丸出しの中国語を喋り始めたら、受け入れられますか?

 イヨタさんのこの投稿は、たちまち中国で大反響となり、40万人以上が閲覧し(1214日の時点での数字)、この投稿を読んだ中国人が書き込んだコメントも数百にのぼりました。
 中国のメディアも、イヨタさんに直接、この投稿記事の内容について問い合わせをしてきたそうです。

 イヨタさんの記事がきっかけとなり、中国各地の新聞やメディアで、「レベルアップ中国語」の「東北方言」の回を紹介する記事が続々と載っています。
 中国の新聞紙「沈陽晩報」(夕刊瀋陽、の意)は、直接、第50課の東北方言のスキット執筆と朗読を担当した張帥氏に取材し、今日、1215日に以下のような記事を載せました。

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 その他、ネット上でも、続々と転載されています。「卓球の福原愛選手の、東北なまりのかわいい中国語」にも言及する記事も多いです。
 以下は、そのうちの一部です(順不同)。


 
 多くの中国人にとって、母国語は「普通話」ですが、母語は故郷の方言です。
もし日本人が、相手の中国人の故郷の方言をカタコトでも喋ったら、きっと、強烈な好意的印象を与えることでしょう。

追記(2015-12-16)
 今日はとうとう中国の「遼寧衛星テレビ」で報道されたみたいです。
"东北话走出国门“波棱盖儿”编入日本中文教材"
(中国の東北方言が国境を越えた 「波棱盖儿」が日本の中国語教材に)




 
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