「明治大学 日中課題研究所」の新設と
設置記念シンポジウム開催のお知らせ

 日中関係は最悪? いえいえ、まだ最悪ではありません。
 第二次世界大戦の傷が生々しかったあの頃にくらべれば……
 東西冷戦のさなかの1950年代前半。中国大陸にはまだ多数の日本人帰国希望者が残っており、大きな問題となっていました。
 当時、日本が国交をもっていたのは台湾の「中華民国」でした。中国大陸の「中華人民共和国」とは外交関係がありませんでした。
 政府間の交流がない中、民間の細いチャンネルを通じての交渉は、苦しいものでした。
 行きづまった日中関係の壁に風穴をあけたのは、男たちではなく、女性のパワーでした。
 60年以上前、私たちの先人は、どんな知恵と工夫を出し合って、壁を乗り越えたのか?
 戦後秘話と女性の力、今日に生かせる教訓について、さまざまな分野の登壇者が熱く語り合う、市民教養型シンポジウムです。
 ぜひお越しくださいますよう。入場無料、要予約です。(加藤徹)
 明治大学の「特定課題研究ユニット」として「日中課題研究所」の新設が、さる9月20日に承認されました。活動期間は2017年10月1日からです。旗揚げのシンポジウムを、きたる10月7日(土)にお茶の水の明治大学で開催いたします。入場無料、要予約です。どうぞお越しくださいますよう。(加藤徹)
【記】
日中国交正常化45周年記念シンポジウム

国交正常化前の秘められた歴史
―李徳全をめぐって―
主催 明治大学 日中課題研究所 (2017/10/1設置予定、設置承認済)
協力 李徳全研究会、日本僑報社

【日時】2017年10月7日(土)14時00分-16時30分 (開場は13時30分)

【場所】明治大学
駿河台キャンパス グローバルフロント1階ホール
   (東京都千代田区神田駿河台2-1  JR「お茶ノ水駅」下車徒歩3分)
   参考地図 明治大学の場所 > キャンパス内の建物の配置
    Google Mapによる地図  

【式次第】
挨拶 (予定)
 土屋 恵一郎 明治大学学長
 萩生田 光一 自民党幹事長代行
 程 永華 駐日本中国大使
 蒋 欽民 映画監督
 羅 悠真 李徳全の孫
 加藤 徹 明治大学法学部教授
基調講演
 程 麻 中国社会科学院教授  『李徳全』(日本僑報社)著者代表(通訳あり)
パネルディスカッション
 渡辺 満子 フリープロデューサー
 林 振江 明治大学学長特任補佐
 加藤 徹 明治大学法学部教授
 石子 順 漫画評論家
閉会の挨拶
 段 躍中 日本僑報社編集長
司会 石川 好 作家

【ご予約・お問い合わせ】
 事前に「お名前、ご所属先、ご連絡先」を下記のメールアドレスまでお送りください。電話での受付はしておりません。
 会場の収容人数に限りがあるため、応募多数の場合は抽選になる可能性もあることをお含みおきくださいますよう。
 明治大学 日中課題研究所のメールアドレス(9月から使用中)
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※「meijichinameiji.ac.jp」の「」を「@」に直して送信してくださいますよう。
(読み方は「めいじチャイナ、アットマーク、めいじ、ドット、エーシー、ドット、ジェーピー」です)

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