謹賀新年
旧年中はありがとうございました。
新しい年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう、
心からお祈り申し上げます。
祝愿大家狗年大吉,万事如意! 风调雨顺,福降众生!
Cheers to a great 2018! Best wishes for a successful and rewarding year!
Cheers to a great 2018! Best wishes for a successful and rewarding year!
平成30年戊戌元旦 加藤徹 拝
漢詩 五言絶句 戊戌正月

(日本漢字)戊戌正月。鶏鳴初日上,犬吠竹扉開。闃寂東籬下,百虫待一雷。(繁體字)戊戌正月。雞鳴初日上,犬吠竹屝開。闃寂東籬下,百蟲待一雷。(简体字)戊戌正月。鸡鸣初日上,犬吠竹扉开。阒寂东篱下,百虫待一雷。戊戌の正月(ボジュツのショウガツ)鶏鳴きて初日上り、(トリ ナきて ショジツ ノボり)犬吠えて竹扉開く。(イヌ ホえて チクヒ ヒラく)闃寂たり東籬の下、(ゲキセキたり トウリのモト)百虫、一雷を待つ。(ヒャクチュウ イチライをマつ)【大意】平成三十年、戊戌の年の正月。酉年(とりどし)は昨夜で終わり、ニワトリが鳴いて朝日が昇ります。今日から戌年(いぬどし)ですが、さっそく誰か来たのでしょう、イヌが吠え、庭の粗末な竹の扉が開きます。ひっそりと静まりかえる東側のまがきの下の土の中では、冬眠中の虫や小動物たちが、啓蟄(けいちつ)の「虫出しの雷」が鳴るのを待っています。【自注】拙宅の新年の実景ではなく、観念的な作。 ★東籬=日当たりよい東側の「まがき」。花を植えることが多い。陶淵明の漢詩「飲酒」の名句「菊を采(と)る東籬の下、悠然として南山を見る」。 ★一雷=ひとたび雷が鳴る、または、その雷。土の中で冬眠している昆虫やトカゲ等の小動物は、二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」の前後、「虫出しの雷」の気に感応して地面の穴からはい出てくる、とされる。韋応物の漢詩「観田家」に「微雨、衆卉(しゅうき)新たなり。一雷、驚蟄(けいちつ)始まる」とある。中国では避諱(ひき)の関係で「啓蟄」を「驚蟄」と書く。
戊戌正月鸡鸣初日上,犬吠竹扉开。阒寂东篱下,百虫待一雷。
鸡年到昨晚为止。今早鸡鸣,红日东升。狗年从今天开始。狗叫了起来,或许有人来了,院子的两扇竹扉被推开了。围墙的东边静谧一片,下面的土里有虫子和小动物还在冬眠,它们等待着惊蛰的雷鸣。“百虫待一雷”=韦应物《观田家》;“微雨众卉新,一雷惊蛰始。”
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