湖北省京劇院 来日公演 「項羽と劉邦 覇王別姫」
の東京での公演が昨日(6/17日曜)無事に終了しました。
観客の反応も抜群に良く、
togetter 京劇「項羽と劉邦~覇王別姫」
来日公演 2018年6月 関係ツイートまとめ
を見ると「号泣した」「笑いをこらえるのが大変だった」「また見たい」など絶賛の声が多く、良かったです。
今週の木曜(6/21)は名古屋、金曜(6/22)はNHK大阪ホール(http://www.nhk-osakahall.jp/)で公演ですが・・・・・・
今朝、大阪で大きな地震がありました。
被災地の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
【写真】2018/6/16(土) 蕭何を演じる京劇の名優・尹章旭先生と。
私が舞台の袖に立っていたら、なんと尹章旭先生のほうから「あなたは加藤徹さんですね。写真をいっしょに撮ってください」と声をかけられました(嬉)!! 本当は私のほうから尹先生に記念撮影をお願いしたかったのですが、開演前なので遠慮して黙っていたのです。

湖北省京劇院の公式HP(中国語)の中の尹章旭先生の頁
この芝居については、 http://www.geocities.jp/cato1963/kg20180614.html にも解説を載せています。
尹先生は、馬連良を始祖とする「馬派」の名優ですが、今回の芝居では周信芳を始祖とする「麒派」の芸風も取り入れ、馬の歌唱力と麒派の運動能力を融合し、京劇通が「生きてて良かった」と思うほど素晴らしい蕭何を演じられています。
ツイッター上の観客の感想 ( https://togetter.com/li/1199064 )を見ると、「蕭何は(初老の男性なのに)ヒロイン(みたいにかわいい)」とか、「蕭何と韓信のイチャイチャぶりが萌える」とか(平成世代の日本語表現は、昭和世代の私にはよくわかりませんが、褒め言葉だと思います)、日本人の観客も絶賛しています。
尹章旭先生だけでなく、ベテランの「国家一級俳優」や、実力のある若手俳優がたくさん登場し、本当にすごい舞台です。
今朝の大阪の地震は残念ですが、ぜひ多くの人々に見ていただきたいです。
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